【グループディスカッションのコツ】大手早期内定者が解説

グループディスカッション

みなさんこんにちは

夏のインターンシップ選考も本格化してくるころだと思います。

そこで、今回はグループディスカッションのコツを実際の体験談も交えてご紹介していきます。

軽く自己紹介

グループディスカッションのコツを紹介するといっても、「こいつは誰だ?」という感じだと思うので、最初に軽く自己紹介をします。

私は現在とある業界1位の大手企業に1年目として勤めています。

就活時代の夏インターンでは「キーエンス」「三井不動産」「楽天」などの大手企業へ通過しました。

その後、第一希望だったとある業界1位の大手企業へ入社します。

これがざっとした経歴になります。グルディスは比較的得意だったので、今回の記事を書くことにしました。

グループディスカッションのコツ

早速本題へと入っていきます。

グルディスで絶対にすべきことは5つあります。

  1. 自分から最初に話し始める
  2. 時間配分を決めておく
  3. 前提をすり合わせてから話し合いに入る
  4. 話すぎず、他者の意見に否定的にならない
  5. 積極的に質問をする

これがグループディスカッションで意識するべきことです。これらができていれば、ほぼグループディスカッションは通過できるでしょう。

それぞれの理由と本番で実践する方法を解説していきます。

自分から最初に話し始める

これはグループディスカッションをするうえで最も重要と言えるかもしれません。

最初に話し始める理由は、話し合いの中で自分が発言するハードルを下げるためです。

グループディスカッションにおいて、多くの人は自分の意見を出すときに緊張すると思います。

「今話していいのかな?」「この意見間違ってないかな?」など、話始める前に不安なことが頭にたくさん浮かんできます。この気持ちは非常にわかります。

中でも1番最初の発言が最もハードルが高く、1度発言することができればその後はそこまで難しくありません。

その理由は、話し合いの輪の中に入れば自分にとっても周囲にとっても発言することが当たり前になるので、意見交換が非常にしやすくなります。

周囲に対して「この人は発言する人だ」と思わせることは、自分が発言するときの心理的な安心を大きくするので、話し合いの火蓋をきることはおすすめです。

でもどうやって最初に発言するの?

こう思う人が多いと思います。

この解決策は超簡単で、実際に私は絶対にやっていたのですが

じゃあ時間もないですし、早速はじめましょうか」

この一言です。

グループディスカッションが始まると、最初に2秒くらいの間があることが多いです。

ZOOMを使ったグループディスカッションであればほぼ間違いなくこの数秒の間はあります。

ここですかさず、「じゃあ始めましょうか」この一言を勇気を出していってください。

これさえ出来れば真っ先に話の輪の中に入り、その後の自分の発言のハードルを下げることが出来ます。

その後の話の進め方については2個目に繋がってきます。

時間配分を決めておく

時間配分を決めておくことは非常に重要です。

グループディスカッションあるあるが、話し合いが上手くまとまらず、時間内に結論がでないということ。

これはやってみるとわかりますが、時間がそこまで長くない中で、初めて会った人と急に出されたお題の結論を出すことは難しいです。

そこで重要となってくるのが時間の使い方です。

そこまで細かく決める必要もないですが、

最初(前提をすり合わせる)→真ん中(意見発散)→最後(まとめ)

この区切り方がいいと思います。

比率的に、最初(20%)→真ん中(60%)→最後(20%)

このくらいのイメージです。

15分だったら、

前提すり合わせ(3分)→話し合い(9分)→まとめ(3分)

このイメージです。

これが1つ目と関連してきますが、

「じゃあ早速話し合い始めましょうか」この後に「最初に、時間内に話し合いをまとめるためにも時間配分だけパパッと決めましょう。~~~」と続けてください。

これで最初に発言した後に何を言おうか困ることはありません。そして、時間配分を決めることは非常に重要なので、絶対にするべきです。

これを自分発信ですることで、アピールに繋がるだけでなく、より発言しやすい環境ができていきます。

前提をすり合わせてから話し合いに入る

グループディスカッションのお題は、やや抽象的なものであることが多いです。

抽象的なお題に対して、前提をすり合わせずに話し合いに入るとなかなか1つの結論を導き出すことはできません。そのため、必ずお題に対して前提条件や認識をすり合わせるようにしてください。

例えば「会社で結果を出すためにはどんな力が必要か」というお題があったとします。

※実際に私の就活時代に出たお題です。コンサル業界で通過しています。

これに対して、「そもそもどんな会社?メーカー?IT?コンサル?」「結果って営業利益を出すこと?昇進すること?」などなど、人によって考えることは様々であることが考えられます。

だからこそ、前提をすり合わせてから話し合いに入るべきです。

上記のグループディスカッションでするべきことと関連してきますが、

「じゃあ早速話し合いに入りましょうか」「最初に、時間内に話し合いをまとめるためにも時間配分だけパパッと決めましょう。~~~」と言って時間配分を決めます。

そしたら「では最初に前提条件をすり合わせてから話し合いに入りたいのですが、~」と続けます。

こうすることで、完全に話し合いの舵を取ることできます。

ここまで出来たらもうほぼ勝ち確定です。

いやいや、この後良い案や意見を出せないと落ちてしまうでしょ?

と思うと思いますが、案外そんなこともないですし、ここからの立ち回り方も次で説明していきます。

話過ぎず、他者の意見に否定的にならない

これも非常に重要となってきます。

グループディスカッションでは、組織の中でこの人がどう動くのかが見えてきます。

就活において序盤で登場することの多いグループディスカッションは、足切り的な意味合いも大きいです。同時に複数人を見ることができるグループディスカッションは、序盤の足切りで非常に効率的なので。

グループディスカッションではその人が組織の中でどう動くのかを見られています。これは会社に所属するうえで、非常に重要な能力なので序盤で測られます。

組織で動くためには協調性主体性が非常に重要となってきます。良い案を出すアイディア力や、頭の回転ももちろん重要ですが、序盤で行われていることを考えると、それ以上に組織への適性が測られている可能性が高いです。

そこで、上記3つで挙げた主体性を示しつつ、他者の意見を受け入れる協調性が必要です。

たまに、誰かの意見に対して否定ばかりする人がいます。これは、チーム内の意見交換に悪影響を与えます。

発言しても否定されてしまうという恐怖感から、意見が出にくくなりますし、雰囲気も悪くなってしまいます。

もちろん、ズレている意見や賛同できない意見は出てくると思いますが、そうした時も

「たしかに!めちゃくちゃ良いし、その考えはなかったから良いと思う!だけど、俺は~だと思うんだけど、どう?」などのように、肯定して受け入れつつ、自分の意見を出す。そして他者にもどう思うか呼びかける。これだけで協調性も示しつつ、自分の意見も言えます。

自分がズレた発言をしてしまうこともあるので、そんなときのためにも「~だと思うんだけど、皆はどう?」と呼びかけることは、重要です。

また、ひたすら自分の意見を話過ぎてしまうこともNGです。

上記の3つで挙げたように、話し合いの先導をきったら、基本的にあとは他者の意見に賛同しつつ、たまに自分の意見を言う。これくらいの感覚で十分主体性と協調性は示すことができます。

たまにひたすら話している人がいますが、それは所謂クラッシャーに近いので気を付けるようにしましょう。

上記で挙げた「じゃあ早速はじめましょうか」「時間内に話し合いをまとめるためにも、時間配分だけ決めましょう」「最初に前提だけすり合わせて話し合いに入りましょう」これくらいなら話しすぎ、ということは全くないので気にせずガンガンいきましょう。

積極的に質問をする

これも非常に重要です。

グループディスカッションにおいて、話し合いについていけないことは致命的です。

「こんなこと質問していいの?」「馬鹿だと思われない?」など、心配する気持ちもわかりますが、そんな心配は全くする必要がないです。

自分が他者の意見に対して「どういうこと?」と思ったら、どんどん質問をしましょう。

自分がわからないことは、大体もう数人意味を理解していない人がいます。

質問をして、それを無下にする人がいれば、その人が協調性なしと見られるので、賢い人ならきちんと再度説明を入れてくれます。それに、本当に賢い人はわかりやすく説明できます。

さらに、質問をすることでそれを切り口に話し合いに入っていくこともできるので、恥ずかしがらずに質問はどんどんしましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。グループディスカッションがこれから始まってくると思うので、苦手な人はぜひ参考にしてみてください。

これはすべて私が本番で実践し、有効なものだったので自信をもって勧めることができます。

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