【就活中の自分へ】過去の自分へどんなアドバイスをする?

就職

みなさんこんにちは。私は23卒として去年とある業界1位の大手企業へ入社しました。もう少しで1年が経ちます。この1年という短い期間ではありますが、非常に多くの経験がありました。そこで、この1年を過ごし会社のリアル、社会のリアルも少しずつ知ってきたので「就職活動をしていた自分にアドバイスを送るとしたら?」という内容で今回はお話しします。

今回は全部で5つのアドバイスに分けてお話しします。
①企業が掲げる理念はわりと重要
②ハードワークを選ぶ覚悟を持つこと
③配属ガチャがある現実を持っておくこと
④同期と競わされる現実
自分のリアルな経験談も入れてあります。見ることで社会人になりたくないと感じる方もいるかもしれません。もちろんこれは私の経験談であり、全ての会社に当てはまるわけではないです。

企業が掲げる理念はわりと大事

私は大学時代は企業の理念やミッションステートメントがあまりにも抽象的で偽善的すぎて、馬鹿らしいと思っていました。企業は結局は利益追求のために動いているんだろう、と。
しかし、会社の評価項目にこの馬鹿らしい企業理念が入ってくるので、嫌でも意識して働かないといけない。これが現実としてあります。
そのため、全く会社の理念に共感できていないと、働いていて苦しくなる時がきます。
面接で「御社の企業理念に共感しています」と伝えると、内容が薄すぎるとマイナスであると言われるのに、結局企業理念への共感は必要になってくるのです。馬鹿らしいですね。でも大事です。

ハードワークを選ぶ覚悟を持つこと

大手に入社しようとしている過去の自分、ハードワークを選ぶ覚悟を持つようにしなさい。
大手企業には中小企業と比べて多くの新卒社員がはります。そして、その中には高学歴で優秀な人が非常に多くいます。そこで目立つためにはハードワークをしなければなりません。
東大出身なのに毎朝5時半に会社に毎日来る、そんなやつがいます。頭も良くてハードワークもできる。そんなやつにどうやったら勝てるでしょうか。そいつよりもハードワークをすること、非常に安直ですが一番とりかかりやすいです。同じことをしていたら勝てない。じゃあもっと考えなくてはいけない。
どちらにせよ、考え抜いて行動しなくてはいけません。そのためにハードワークは逃げられない。
多くの新卒が来るからこそ、ハードワークを選ぶ覚悟をもって入社してください。
もちろん、出世や将来の独立に興味がない人もいると思いますし、自分のペースで働くことも今はできます。しかし、どちらにせよ1度くらいはハードワークを強いられる瞬間が来る可能性は非常高いです。

配属ガチャがある現実を持っておくこと

同じ企業でも、事業部によって仕事の内容や雰囲気が大きく異なります。これは就職する前では考えられないほど大きい差があります。
例えば、1年目から残業時間の差が月50時間。労働時間が多いのに他の部署よりボーナスが半分。
これは実際のリアルな体験談です。上手くいっている事業部もあればそうでない事業部もあります。上手くいっている事業部は、その分人もお金もかけることができます。そのため、仕事の分配が上手くいっていたり、インセンティブやボーナスも事業部の業績に応じて入ってきます。一方で上手くいっていない事業部は人も少なく貰えるボーナスは少なくインセンティブはなし。。。
同期で配属された後に集まると、配属ガチャがある現実を目の当たりにします。
だからこそ、事業部によって仕事の内容や雰囲気が大きく異ることを覚悟し、就職活動中は企業全体だけでなく、具体的な事業部の違いもリサーチしておくと良いでしょう。

同期と競わされる現実

これは職種にもよりますが、同期たちとの競争が日常茶飯事になります。毎日のように結果が張り出され、自分の実績が周りに見られる中で、結果を出せていないと居づらい雰囲気も漂います。実際にはやめたり、休職中の同期も沢山います。私が配属された課では、すでに新卒の人数は3分の2となりました。
ここで結果を出すことが出来れば上に行けますし、そうでなければ重要な仕事を振られなくなったりします。その覚悟を持つこと、同期と仲良くやろう、という気持ちを捨てることも必要になってくることを忘れないでください。

まとめ

以上が社会人1年目で学んだ5つの重要な視点とそこからのアドバイスです。少し厳しい内容が多いですが、入社するうえで上記のような覚悟を持つことは非常に重要です。私自身も1年までまだ1か月ありますし、この残りの1か月がよりきつくなってくるかと思います。みなさんも自分のキャリアについてよく考えてみてください。

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